Boxでは、Box Community MCPサーバー (セルフホストBox MCPサーバー)の大幅な更新を発表しました。これにより、コンテンツ共有がかなり簡単になります。今回のリリースでは、Boxの共有リンクに対する包括的なサポートを導入し、対話型AIから直接コンテンツを整理および共有するための新しい強力な方法を提供します。
新機能
今回の更新により、以下の2つの主要なカテゴリで16の新しいツールが追加されます。
- 共有リンク — ファイル、フォルダ、ウェブリンクを安全に共有するURLを生成および管理する
- ウェブリンク — Boxアカウント内でウェブリンクオブジェクトを作成、取得、更新、削除する
なぜ共有リンクとともにウェブリンクのサポートを導入したのか疑問に思うかもしれません。共有リンクはBox内のウェブリンクオブジェクトに適用できるため、ウェブリンクの実装は当然の追加でした。
Boxの共有リンクについて
デモに進む前に、Boxエコシステムにおける共有リンクについて明確にしましょう。Boxのドキュメントによれば、次のとおりです。
共有リンクは、Boxに保存されているファイル、フォルダ、またはウェブリンクを対象として生成されるURLです。これにより、リソースへの直接的な読み取り専用アクセスが可能になります。
共有リンクにより、柔軟なアクセス制御が可能になります。リンクのアクセスレベルが公開の場合は、URLを知っているすべてのユーザーがコンテンツを表示できますが、アクセスレベルが会社またはコラボレータの場合は、認証済みのBoxユーザーにアクセスが制限されます。そのため、共有リンクは、公開共有にも制御された内部コラボレーションにも最適です。
詳細については、Boxの共有リンクガイドを参照してください。また、共有リンクオプションの多くが管理コンソールで設定されていることも考慮してください。
実際の動作の確認
Claude DesktopとBox MCPサーバーを使用してこれらの新機能を実演します。ウェブリンクと共有リンク両方のワークフローの実際の例を見てみましょう。
1ファイルを含む「Collaboration MCP Test」フォルダが出発点となります。MCPサーバーは問題なくフォルダを検出し、そのコンテンツをリストアップします。

Boxウェブアプリの出発点

Claudeでフォルダとそのコンテンツを検出
ウェブリンクのデモ
BoxのDeveloperドキュメントを指すウェブリンクを作成します。

Claudeでウェブリンクを作成
Boxアプリでは、次のように表示されます。

作成したウェブリンクの詳細が表示されているBoxウェブアプリ
次に、ウェブリンクを変更して説明を追加します。

Claudeで説明を追加
Boxアプリで確認します。

説明を含むウェブリンクが表示されているBoxアプリ
最後に、ウェブリンクを削除します。

Claudeでウェブリンクを削除
共有リンクのデモ
ここでは、Claudeに対して、デフォルトの権限でファイルを共有するよう依頼します。

Claudeでデフォルトの権限を使用してファイルを共有
Boxアプリで共有アイコンが表示されていることを確認できます。

共有リンクアイコンが表示されているBoxアプリ
共有リンクを詳しく調べることもできます。

共有リンクのプロパティが表示されているBoxアプリ
次に、共有リンクを更新してみます。

Claudeで共有リンクの有効期限を11月5日に更新
Boxアプリでは、共有リンクのプロパティの更新を確認できます。

有効期限を示すBoxアプリの共有リンクのプロパティ
ところで、共有リンクのURLがあり、それがどの項目に属しているかを明らかにする必要がある場合はどうすればよいでしょうか。Boxには、そのためのMCPツールがあります。

Claudeで「共有リンクでファイルを検索」ツールを使用してその共有リンクが表す項目の詳細を取得
「共有リンクがフォルダなのか、ファイルなのか、ウェブリンクなのかはどうすればわかるか」と考えるかもしれませんが、見分ける方法はありません。この機能は、Boxのドキュメントやツールで種類ごとに分かれていますが、いずれも、その種類に関係なく、共有リンクに関連した項目を返します。

Claudeで「共有リンクでフォルダを検索」を使用してファイルを返す
共有リンクを削除します。

Claudeで共有リンクを削除
これで、Boxアプリは最初の状態に戻ります。

共有リンクが表示されていないBoxアプリ
フォルダやウェブリンクの場合
任せてください。フォルダやウェブリンクも、MCPサーバーの観点からすれば、まったく同じように機能します。
重要である理由
これらの新しいツールは、単なる追加機能以上のものをもたらします。これらは、MCP (Model Context Protocol) 統合による変革の可能性を示します。Boxでは、対話型AIを通じてBoxの共有機能を公開することで、ユーザーがコンテンツワークフローを操作する方法を根本的に変えつつあります。
共有リンクの作成やウェブリンクの設定は、複数のUI画面を移動して行うのではなく、依頼するだけでよくなりました。企業のコンテンツ管理に対するこの会話型アプローチにより、以下のことが実現します。
- ワークフローの高速化: 自然言語により複数ステップのプロセスを数秒で完了
- 導入に対する障壁の引き下げ: UIの操作経路やAPIドキュメントを覚える必要なし
- アクセシビリティの強化: 技術レベルに関係なくすべてのユーザーが高度な機能を利用可能
- 統合の可能性: Boxの操作と他のMCPツールを組み合わせて、強力な自動ワークフローを実現
また、MCPツールは他のアプリケーションやワークフローと簡単に統合できるため、これらの新機能は、MCPサーバーを使用している他のアプリですぐに利用できるようになります。
今後の展望
今回の更新はまだ始まりにすぎません。Box Community MCPサーバーは成長を続けているため、Boxでは、コミュニティからのフィードバックを基にその機能の拡張に取り組んでいます。自動化ワークフローを作成する開発者であっても、コンテンツ共有の効率化を目指すビジネスユーザーであっても、これらのツールにより、Boxはこれまで以上に利用しやすくなります。
今すぐお試しください
Box Community MCPサーバーは現在利用可能です。すでにインストールしている場合、これらのツールはすぐにご利用いただけます。これらの新機能をお試しいただき、ユースケースをコミュニティで共有することをお勧めします。
今後のツールについて質問や提案がある場合は、お問い合わせください。皆さんがどのように活用するのか楽しみにしています。
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