Boxでは、待望の機能のリリースを完了しました。
Business、Business Plus、Enterpriseプランをご利用のお客様に、Box AIの機能を順次提供いたします。ユーザーは、BoxウェブアプリのBoxプレビューから、ドキュメントや画像に対するクエリ実行を無制限に利用できるようになりました。また、サイドパネルにシームレスに組み込まれたBox AIでこのエクスペリエンスが強化され、ユーザーがAIの回答の品質について簡単かつ直感的にフィードバックを送信できるようになります。Individual、Personal Pro、Starterプランをご利用のお客様も、まもなく、これらのBox AIの機能を活用できるようになります。
続いて、その他の最新情報について紹介します。
Box AI APIの正式リリースと価格
組織がユーザーエクスペリエンスおよびワークフローへのAIの統合を進めるにつれて、AIの使用量を把握して管理することが重要になります。AIが提供する動的な価値の測定に関して、従来の価格設定モデルでは不十分な場合がよくあります。Boxではこのニーズを認識し、AI APIの使用状況をより透過的に追跡および管理するための新しい方法としてBox AIユニットを導入します。コンテンツに対するクエリ実行からメタデータの抽出まで、各AI操作は個々のユニットとして数値化されるため、企業はAIのニーズを予測し、明確かつ正確に予算を最適化できます。
特定のBoxインスタンスでの利用可否や価格の詳細については、Boxの営業担当者までお問い合わせください。
Box AI APIと画像
Box AIの質問エンドポイントでは、画像に対するクエリ実行がサポートされるようになりました。エンドポイントの使用方法は以前と同じですが、画像ファイルを使用すると、その画像に関する情報が返されます。
例えば、次の画像の場合…

研究レポート
以下のcURLスニペットを実行すると…
-H "content-type: application/json" \
-H "authorization: Bearer TOKEN" \
-d '{
"mode": "single_item_qa",
"prompt": "What results should be followed up on?",
// 経過観察が必要な結果はどれですか?
"items": [
{
"type": "file",
"id": "FILE_ID"
}
]
}'
次のような応答が返されます。
"answer": "The blood test results for John Doe indicate that the following values should be followed up on:\n\n1. **Hemoglobin (Hb)**: The result is 12.2 g/dL, which is below the reference range of 13.0 - 17.0 g/dL, indicating a low hemoglobin level.\n2. **Platelet Count**: The result is 150000 cumm, which is at the borderline of the reference range of 150000 - 410000 cumm.\n\nThese deviations from the normal ranges suggest potential health issues that may require further investigation or medical intervention.",
// John Doeの血液検査の結果では、以下の値の経過観察が必要であることが示されています。\n\n1. **ヘモグロビン (Hb)**: 結果は12.2 g/dLで、基準範囲の13.0~17.0 g/dLを下回っており、ヘモグロビンレベルが低いことを示しています。\\n2. **血小板数**: 結果は150000 cummで、基準範囲の150000~410000 cummの境界域にあります。\n\nこのような正常範囲からのずれは、さらなる調査または医療介入が必要になる場合がある健康問題の可能性を示唆します。
"created_at": "2025-02-18T07:16:21.492-08:00",
"completion_reason": "done",
"ai_agent_info": {
"models": [{
"name": "azure__openai__gpt_4o",
"provider": "azure"
}],
"processor": "basic_image"
}
}
Box AI抽出エージェント (自由形式および構造化) は画像にも対応しているため、重要なメタデータを抽出して画像に添付し、コンテンツを総合的に捉えることができます。
Box AIは、解像度が1024 x 1024ピクセルの画像ドキュメント (最大5つの画像、また、複数ページの画像の場合は最大5ページを含む) を処理します。画像数または画像ページ数が5を超えると、最初の5つの画像または5ページが処理されます。modeパラメータをsingle_item_qaに設定した場合、items配列には要素を1つしか含めることができません。現在、Box AIは複数モードのリクエストをサポートしていません。画像とテキストの両方が送信された場合、Box AIで処理されるのはテキストのみです。
Box AI APIとBox Hubs

Box AI APIとBox Hubs
Box AI APIの質問エンドポイントでは、Hubに対するクエリ実行がサポートされるようになりました。items typeパラメータとしてhubsを入力し、Hubのid (URLバーからコピー)、modeとしてsingle_item_qaも入力すると、Hub内のすべてのコンテンツに基づいて情報が返されます。
例えば、以下のcURLスニペットを実行します。
-H "content-type: application/json" \
-H "authorization: Bearer TOKEN" \
-d '{
"mode": "single_item_qa",
"prompt": "PROMPT",
"items": [
{
"type": "hubs",
"id": "HUB_ID"
}
]
}'
この場合、次のような応答が返されます。
"answer": "ANSWER",
"created_at": "DATE",
"completion_reason": "done",
"ai_agent_info": {
"models": [{
"name": "mlp__bge_large_gpu",
"provider": "mlp",
"supported_purpose": "embedding"
}, {
"name": "azure__openai__gpt_4o_mini",
"provider": "azure"
}],
"processor": "long_text_multi"
}
}
Hubに対してBox AIでクエリを実行できるようにするには、Box管理コンソールでBox HubsとBox AIの両方を有効にする必要があります。Hubにはインデックスを作成しておく必要があり (自動的に行われます)、Hubのファイル数を10,000未満にする必要があります。Box Hubsは、Enterprise Plus以上のライセンスプランでのみ使用できます。最新の制限事項については、こちらのサポートページを参照してください。
Box AI Studio API
Box AI Studio
Box AI Studio APIを使用すると、開発者は、独自のニーズに特化した強力なBox AIエージェントを作成して展開できます。例えば、Box AIに対して専門のコンサルティングとしての役割を求め、チームが複雑なIT要件を理解できるように支援し、クライアントの懸念に対処できるように役立てることができます。このAPIは、数か月前にリリースされたBox AI Studioのフロントエンドリリースの機能を拡張し、Box管理者/共同管理者がフロントエンドを使用せずにほぼ即座にBox AIエージェントを生成して使用できるようにします。
Box for Salesforceの更新

Box Doc Gen for Salesforce
Box for Salesforceチームは、Box AIの操作がさらに簡単になるようにいくつかの更新をリリースしました。リリースノートは、こちらでご確認ください。
重要なドキュメントを手動で作成、変更、処理することは、面倒で時間がかかり、エラーが発生しやすい作業で、生産性の低下につながります。Box Doc Gen for Salesforceを利用すると、チームはこの手動の作業が不要になり、Salesforceから離れることなくカスタムドキュメントを動的に生成できるようになります。この機能は、App Exchangeのデフォルトの管理パッケージを使用してインストールでき、バックグラウンドでBox Doc Genを使用してコンテンツを作成します。
Box AI API: スキャンしたドキュメントのサポート
Box AI APIのメタデータ抽出 (自由形式および構造化) エンドポイントでは、スキャンしたドキュメントをサポートできるようになりました。ドキュメントはPDFファイルとして保存する必要があり、ファイルにテキストレプリゼンテーションがない場合、この処理はバックグラウンドで自動的に実行されます。
手書きのドキュメントは正しく処理されない場合があるためご注意ください。
まとめ
上記の機能をすべてリリース済みです。皆さんがこれらの機能をどのように活用するのか楽しみにしています。Box AIに重点を置いたリリースウェビナー (英語) もぜひご覧ください。デモの1つでは、抽出APIエージェントを使用しているMiller Tanner社にスポットライトを当てる予定です。
関連リソース
Box AI APIのリファレンス
Box AI APIのガイド
Box AI APIのYouTubeシリーズ (英語)
🦄 Box Platformの他のエキスパートと交流したい場合は、サポートや知識共有のためのBox Developer Community (英語のみ) にご参加ください。
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