Slackの新しいSlackbot MCPクライアントに対応したBox MCPサーバー連携機能を正式リリースいたしました。また、Salesforce Agentforceとの連携機能の提供開始予定を発表いたしました。
企業がエージェンティックワークフローへと急速に移行する中、最も強力なAIエクスペリエンスは、高度な推論能力と企業独自のデータを組み合わせたものです。AIデータ共有のオープンスタンダードであるMCPを活用することで、従業員や自律型AIエージェントは、普段作業している場所から直接、Boxに保存されている実際のファイルやドキュメントをAIとのインタラクションの基盤にすることが、これまで以上に簡単にできます。
BoxとSlackbotで業務の流れを止めない
部門横断型の企業チームにとって、業務の流れを維持することは極めて重要です。プロジェクトの仕様確認、契約書の検索、データのチェックといった作業のたびに複数のアプリを行き来することは、大きな妨げや集中力の途切れを招く要因となります。
Slack上の既存のAIアプリでもすでに優れた機能が提供されていましたが、Slackbot MCPクライアントの登場以前は、AIによる処理や共有といった操作は、Slackチャンネル内で既に共有済みのファイルに限定されていました。Slackbotに新たに導入されたBox MCPサーバーが、こうした制限を完全に取り払います。
Box MCPサーバーはセキュアなブリッジとして機能し、SlackbotがすべてのBoxコンテンツにアクセスできるようにします。Slackbotはオーケストレータとして機能し、Slackの会話から得られる豊富なコンテキストをBoxのデータや接続された他の企業アプリケーションと組み合わせます。何よりも、Boxの既存の権限とインフラストラクチャを通じてネイティブに実行されるため、すべてのアクションは既に設定されているアクセスポリシーによって完全に制御されます。
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BoxとSlackbot MCPの連携機能は、Slackでの会話とBoxのコンテンツを安全に結びつけ、関連するファイルやインサイトを業務の流れの中に直接取り込みます。
Slack EVP兼CPO ジェイミー・デランゲ(Jaime Delanghe)
「最も効果的なAIエクスペリエンスとは、企業独自のコンテンツコンテキストに基づいたものです。BoxとSlackbotのMCP連携機能は、Slackでの会話とBoxのコンテンツを安全に結びつけます。関連性の高いファイルやインサイトが業務の流れの中に直接取り込まれるほか、Slackbotが正確かつパーソナライズされた結果を提示するために必要なコンテキストを把握できるようになります。私たちはBoxと協力し、お客様がSlackから離れることなく、企業ナレッジに安全にアクセスし、それを活用できるように支援していきます」と、SlackのEVP兼CPOであるジェイミー・デランゲ(Jaime Delanghe)は述べています。
Agentforceでカスタムエージェントを強化
Slackとの高度な連携だけでなく、Box MCPサーバーはまもなくSalesforce Agentforceにも対応し、非構造化コンテンツをAI CRMエコシステムに安全に接続できるようになります。複雑なカスタムAPIの管理や、脆弱なデータパイプラインの構築を行う代わりに、Box MCPサーバーを活用して、SalesforceとSlackの両環境にまたがる独自の自律型Agentforceエージェントを構築、カスタマイズ、ファインチューニングすることが可能になります。
この統合により、独自の自律型Agentforceエージェントを簡単に作成・カスタマイズできるようになります。インテリジェントなコンテンツ検索やメタデータ管理から、ドキュメント生成、セキュアなファイル共有に至るまで、Boxのきめ細かな機能を割り当てることで、自社のセキュアな企業データを理解・参照し、それに基づいてアクションを実行する、最適化されたAIエージェントを構築できます。
AgentforceとBox MCPサーバーの統合は、現在提供されているBox for Agentforceの機能を補完・拡張するものです。Box for Agentforceには、SalesforceやSlackの環境内でワークフロー、ドキュメント、セキュリティメタデータに関連する主要なタスクをシームレスに処理するための41種類の構築済みBoxエージェントアクションが含まれています。
どのような導入方法を選択する場合でも、自律型AIエージェントをリアルタイムのビジネスコンテキストに簡単に紐付けることができます。AIエージェントは企業ナレッジへ安全にアクセスし、セマンティック検索の実行、複雑な質問への回答、データの即時抽出といったタスクを遂行できるようになります。
Box、Slack、Agentforceの連携を活用する
BoxとSlackおよびAgentforceとの連携により、企業内のあらゆる部署で、強力かつ実用的なユースケースを実現できます。
- 営業・カスタマーサクセス: Slackbotに指示してBox内の顧客の最新契約書を特定し、主要な更新条件を抽出した上で、Agentforceのマイルストーンワークフローを自動的に更新する
- 運用・プロジェクト管理: Slackbotに「第3四半期の計画策定のためにBoxに新しいプロジェクトアーカイブフォルダを作成して」と指示すると、AgentforceがSalesforceから関連するオンボーディングデータを自動的に取得してフォルダに格納し、Slackでアカウントチームに通知する
- 法務・コンプライアンス: チャット画面を離れることなく、Boxに安全に保管された複雑なコンプライアンスガイドラインをSlackbot経由で照会して契約状況を即座に確認し、Agentforceが承認された監査証跡を自動的に記録する
いますぐはじめましょう
Box MCPサーバー、Slack MCPクライアント、そしてAgentforceを組み合わせることで、企業コンテンツを扱う方法を劇的に変革する強力な手段が実現します。普段利用しているコラボレーションハブ上でコンテンツを直接活用できるようにすることで、真にAIが力を発揮する企業のための基盤を構築できます。
Box MCPサーバーの活用方法やSlackbot連携を有効にする手順については、Slackbotのセットアップドキュメントをご覧ください。
Box MCPサーバーは、Anthropic Claude、OpenAI ChatGPT、Atlassian、Figma、GitHub Copilot、Cursorなど、お客様がすでに利用しているツールとシームレスに連携できます。
このブログは、Box, Inc.公式ブログ(https://blog.box.com)2026年7月7日付投稿の翻訳です。
著者: Sally Li, Senior Product Marketing Manager at Box
原文: https://blog.box.com/transforming-workflows-box-mcp-server-slack-and-agentforce
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