<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=139163818022217&amp;ev=PageView&amp;noscript=1"> <img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=271598307802760&amp;ev=PageView&amp;noscript=1">

BoxWorks 2026: 企業のコンテキストと制御を備えたフロンティアAIを業務フローに導入

 公開日:2026.11.06  Box Japan

BoxWorks ‘26では、アーロン・レヴィ(Aaron Levie)がNVIDIAとともに登壇し、AIが企業にもたらす大きな変化について語ります。最先端のAIは、質問への回答から、複雑な業務の計画、専門的なAIエージェントの連携、タスクの実行方法の改善へと進化しています。

これにより、目標を中心に据えてビジネスプロセス全体を再設計する可能性が開かれます。

 

「AIの真の機会は、個人がより速く仕事を進められるよう支援することだけでなく、ビジネスプロセス全体の進め方を根本から見直すことにあります」

— Box共同創業者兼CEO、アーロン・レヴィ(Aaron Levie)

この可能性を実現するには、どれほど高性能なAIモデルであっても、企業独自の特徴を理解する必要があります。AIにはコンテキストが必要です。戦略資料、製品設計、会議メモ、そして従業員、パートナー、顧客が日々作成するその他の非構造化データに含まれる独自の知見です。これによって汎用的なインテリジェンスを、自社のビジネスに根ざした意思決定とアクションに変えることができます。

これまで、各企業の「誰が、何を、どこで、いつ、なぜ」というナレッジは、分断されたサイロに非構造化形式で保存されてきました。そのためAIエージェントは、誤ったコンテンツにアクセスしたり、質の低い結果を返したり、さらには機密データを漏えいさせたりするおそれがありました。この新しいテクノロジーを最大限に活用するには、企業独自のナレッジを最新のAIツールに正確かつ効率的に、そして何よりも安全につなぐ統合プラットフォームが必要です。

それこそが、Boxがインテリジェントコンテンツ管理によって構築しているものです。企業のナレッジを、選択したAIモデル、AIエージェント、およびアプリケーションに接続する、安全でオープンなコンテンツプラットフォームです。Boxがガバナンスの効いたコンテンツ基盤を提供することで、チームはテクノロジースタック全体でそのナレッジを活用できます。

AIエージェントが契約書を読み、提案書からデータを抽出し、社内データに基づいて質問に回答するとき、その処理はBoxを通じて行われます。既存の権限とガバナンス管理は維持され、組織のコンプライアンス要件に対応するよう設計されています。

本日、BoxWorks 2026では、最先端のAIをビジネス全体で活用する新しい方法をご紹介します。

  • 自社のビジネスナレッジに基づき、AIでワークフローを作成する
  • 安全でオープンなコンテンツプラットフォームに、テクノロジースタックを接続する
  • AIエージェントに必要なコンテキストを提供しながら、最も重要なコンテンツを保護する

本日の発表が、これら3つの機能をどのように結び付けるのかをご紹介します。

近日提供予定: Box Context Retrievalで企業コンテンツから重要なナレッジを見つける

企業の情報は増え続け、変化し続けています。人もAIエージェントも、担当するタスクに関連する情報を見つけられる必要があります。

しかしAIエージェントには、与えられたタスクに適した、関連性が高く最新で、アクセス権限の範囲内にある情報が必要です。古い契約書や欠けているポリシーによって、ワークフロー全体が誤った方向に進む可能性があります。

そこで、Box Context Retrievalを近日提供することを発表します。これは、既存のアクセス権限を尊重しながら、AIツールやAIエージェントがBox内の関連する企業ナレッジを迅速かつ正確に見つけられるよう支援する拡張検索機能です。

Box Context Retrievalは、正確なキーワード照合と、意味やコンテキストを理解するセマンティック検索を組み合わせます。これにより、AIエージェントやAIアプリケーションは、特定のタスクに必要なコンテキストを含むファイル内の該当箇所を検索できます。

この機能は、NVIDIAとの協業拡大によって実現しました。NVIDIAのNemotron Retriever埋め込みAIモデルによって、Context Retrievalはコンテンツの意味を捉え、リクエストに関連する情報を取得できます。

AIエージェントにとっては、最も関連性の高いビジネスコンテキストを活用できることを意味します。開発者にとっては、個別の検索パイプラインの維持ではなく、優れたアプリケーションの構築に集中できることを意味します。

また、NVIDIA NemotronのオープンウェイトAIモデルをBox AIに導入し、生成AIワークフローにおけるお客様の選択肢を拡大します。

目標を説明するだけで、Box Architectがワークフローを設計・構築

Box Architectも発表します。Box Architectは、最先端のAIモデルの推論能力と、Boxにすでに保存されているコンテンツや手順を組み合わせてワークフローを設計し、実行に必要なツールを構成し、継続的な改善を提案するAIパートナーです。

業務プロセスの責任者は、必要な成果を把握しているかもしれません。たとえば、必要書類をすべて揃えて顧客のオンボーディングを行う、社内要件に照らして契約書をレビューする、保険金請求を適切な意思決定者に振り分ける、といった成果です。しかし、そのワークフローを実現するすべてのステップ、例外処理、引き継ぎを設計するには、別の専門知識が必要です。

今後は、実現したいプロセスを説明するだけでよくなります。Box Architectは、チームが現在行っているプロセスをそのまま再現するのではなく、企業についてのナレッジと、最先端のAIモデルで何が可能になったかという理解を活用して、最適な結果を得られるようワークフローをゼロから見直し、再設計します。

その後、必要なコンポーネントを構築するAIエージェントを集めます。たとえば顧客オンボーディングのワークフローには、受付フォーム、文書分析、振り分けルール、承認、ダッシュボードが必要かもしれません。Box Architectは成功に必要なものをすべて提供します。

「Box Architectを使えば、チームは達成したいことを説明するだけで、AIエージェント、人、コンテンツを結び付けて問題を解決するワークフローをBox Architectに構築させることができ、これまで難しかった、あるいは煩雑だった障害を解消できるようになります」

チームは導入前に新しいワークフローを確認、テスト、改善でき、既存のBoxの権限とガバナンスも維持されます。導入後はArchitectがパフォーマンス向上のための具体的な更新を提案し、簡単な会話形式のプロンプトで承認または調整できます。

つまり、Box Architectはビジネス戦略と自動化された実行の間のギャップを埋め、より迅速に導入でき、より効果的に機能し、組織の進化に合わせて継続的に適応・改善するワークフローを提供します。

AIエージェントのアクセスとアクションを制御する新しいセキュリティ機能

AIエージェントが機密性の高いビジネスコンテンツを扱う業務を増やすにつれて、企業はエージェントがどの情報にアクセスできるか、何をしているか、いつ介入すべきかを把握する必要があります。

Boxはコンテンツそのものを管理しているため、その機密性に関するシグナルと、アクセスする主体、共有方法、AIエージェントの操作を関連付けることができます。これにより、セキュリティチームはリスクを調査するためのコンテキストを得られ、組織はより高度な制御のもとでAIを活用できます。本日の発表では、脅威からの保護、適応型の対応、AIエージェントのアクセスとアクションの制御を通じて、この基盤を強化します。

脅威からの保護

AIとAIエージェントの導入により、企業の重要なビジネスコンテンツの保護強化が不可欠になっています。そのためBoxは、異常なダウンロードの検知を高速化し、アカウント乗っ取りやセッションハイジャックへの防御を強化するとともに、不審な共有や大量削除にも異常検知を拡張しています。

適応型の対応

脅威の検知は対応の一部にすぎません。対応もリスクのレベルに見合う必要があります。適応型の対応では、より強力な本人確認を求めたり、承認された閲覧を許可しながらダウンロードを制限したり、リスクが深刻な場合にセッションを終了したりできます。すべてのイベントを同じように扱うのではなく、リスクに応じた対応が可能になります。

AIエージェントのセキュリティ

コンテンツにアクセスし、操作するAIエージェントが増えるなか、コンテンツの保護に役立つ新しいBox Agent Security機能を発表します。

  • アクセスを制御: 外部AIエージェントが機密ファイルにアクセスする前に、分類に基づくポリシーを適用できます。
  • アクションの範囲を設定: MCPのガードレールを使用して、外部AIエージェントが利用できるツールと実行できるアクションを制御し、コンテンツを保護します。
  • しきい値に基づくアラート: ユーザー、アプリ、AIエージェントの特定のアクティビティが設定した上限を超えた場合に、お客様に通知します。
  • AIエージェントのアクティビティを追跡: セッションガバナンスと、どのAIエージェントが何を行ったかを示す監査証跡により、長期的な可視性を維持します。

これらの制御を組み合わせることで、機密コンテンツを保護し、AIエージェントのアクティビティを設定したポリシーの範囲内に保ち、問題が発生した場合にチームが迅速に対応できる可視性を提供します。

AIエージェントのサンドボックス内でファイルを直接操作

選択できるAIツールは今後も進化し続けます。Boxはそれらのツールに共通のコンテンツ基盤を提供し、権限とガバナンスをコンテンツに結び付けたまま、AIエージェントを必要なビジネスナレッジに接続します。

近日提供予定のBox Mountは、この接続を容易にし、サンドボックスと呼ばれる隔離されたコンピューティング環境内で、AIエージェントがBoxフォルダを直接操作できるようにします。

現在、AIエージェントを企業コンテンツに接続するには、ファイルをダウンロードしてサンドボックスに移動し、結果をアップロードするカスタムパイプラインの構築が必要になることがよくあります。開発者は、このプロセス全体を通じて権限、バージョン履歴、監査証跡も維持しなければなりません。

Box Mountは、AIエージェントのコーディング環境内でBoxフォルダを直接利用可能にすることで、この作業を簡素化します。AIエージェントは、使い慣れたファイルコマンドやシェルコマンドを使ってファイルを読み取り、編集、作成でき、変更内容のBoxへの同期やBoxからのコンテンツ更新もサポートされます。Box内の元コンテンツに設定された既存の権限、セキュリティ分類、アクセス制御が尊重されます。

Box Mountは、AIエージェントの動作や企業リソースへのアクセスを管理する安全なランタイム、NVIDIA OpenShellにも対応します。DigitalOceanとの連携では、Box MountがBoxフォルダをManaged Agentsのセッションに接続します。また、CuttlefishのiPhoneアプリでは、ユーザーがどこからでも作業を確認し、ツール呼び出しを承認または拒否し、実行を誘導または停止できます。

Box Mountにより、チームはファイルの移動に費やす時間を減らし、Boxの制御を維持しながらAIエージェントの活用により多くの時間を使えます。

業界に合わせてBoxプラットフォームを最適化

どの業界もコンテンツを中心に業務を進めていますが、ワークフロー、規制要件、業務システムは業界ごとに異なります。これらが連携していないと、チームはツール間での文書移動、情報の再入力、承認の催促に多くの時間を費やすことになります。

そこで、業界固有のソリューションをまとめた新しいポートフォリオ、Box for Industriesを発表します。Boxのワークフロー、コンプライアンス支援、インテグレーションを組み合わせ、日々の重要な業務プロセスでAIと自動化を活用できるよう支援します。

まずは銀行、公共部門、メディア・エンターテインメント業界から提供を開始します。

  • Box for Bankingは、安全なデジタル保管庫とBox AIを組み合わせ、顧客文書の収集、重要事項の抽出、不足要件の検出を行います。機密情報を管理しながら、オンボーディングを前進させます。
  • Box for Public Sectorは、政府業務のセキュリティとコンプライアンス要件を支援しながら、ガバナンスの効いたワークフローを通じて、案件ファイル、情報公開請求、その他のコンテンツを行政機関が管理できるようにします。
  • Box for Media & Entertainmentは、出演者との契約や権利管理などを効率化し、クリエイティブ資産を関連する承認やビジネスプロセスと結び付けて管理します。

Salesforce、ServiceNow、Workdayなどとの連携により、これらのワークフローをチームがすでに使用しているシステムに接続できます。このポートフォリオは、組織のコンプライアンスプログラムを支援するよう設計されたガバナンス機能と、サードパーティとの連携を提供します。また、Boxプラットフォーム上に構築されているため、コンテンツ、AI、ガバナンスを一元管理しながら、業界固有のニーズに対応できます。

「あらゆる業界がコンテンツを中心に動いていますが、まったく同じ方法で業務を行う業界はありません」と、Boxの最高執行責任者(COO)、オリビア・ノッテボーム(Olivia Nottebohm)は述べています。「AIによって組織のコンテンツ活用方法が変革されるなか、あらゆる業界のお客様に提供できる可能性をさらに広げる大きな機会があると考えています」

BoxWorksでのその他の発表

Box Extractの機能強化では、抽出精度の測定、コストと精度の最適化、判断が不確かな結果の人によるレビューへの振り分け、抽出タスクごとのAIモデルの選択を支援する予定です。

Box Recordsは、管理者によるレコードの種類と保持ルールの定義、レコード宣言の自動化、保持対象や廃棄期限が近いコンテンツの確認を、すべてBox内で行えるよう支援します。

Box Automateを活用したBox Automated Archiveにより、プロジェクトが完了としてマークされるなど、定義されたビジネスイベントの発生時に、管理者はコンテンツを自動的にアーカイブできるようになります。

ビジネスナレッジを活用する

企業のビジネスコンテキストは、契約書、計画書、ポリシー、そして数え切れないほどのファイルに含まれています。

重要なのは、企業のナレッジを業務の進め方を支える基盤へと変えることです。本日の発表は、AIによるワークフローの作成、選択したAIモデルやアプリケーションとの接続、それらが依存するコンテンツの保護を支援し、この目標を前進させるものです。

これがBoxの目指す方向です。最先端のインテリジェンスと企業のビジネスコンテキストを組み合わせることで、組織を前進させるプロセスを根本から見直せるようにします。

関連コンテンツ

このブログは Box, Inc 公式ブログ(https://blog.box.com/)2026年11月5日付投稿の翻訳です。
原文リンク: https://blog.box.com/boxworks-2026-box-brings-frontier-ai-business-workflows-enterprise-context-and-control
わかる!エージェンティックワークフローで業務を自動化する方法

RECENT POST「Box製品情報」の最新記事


Box製品情報

Box MCPサーバーのアップデート: AIとの接続、ガバナンス、業務活用をさらに拡充

Box製品情報

AWSとBox、Box Agent SkillsをKiroに提供

Box製品情報

サードパーティAIエージェントと自律型ワークフローを管理するための企業戦略

Box製品情報

Box認定エコシステムとは——管理者・AIプロフェッショナル・AIストラテジスト、3つの認定の選び方