Box Japanでは、Boxをご導入いただき活用されているお客様の事例を140件以上(2026年1月時点)公開しています。この度、全日本空輸株式会社(以下、ANA)様の事例が、デジタル化の窓口が主催する「SUCCESS STORY AWARD 2025」のドキュメントDX部門で「ベストアワード」に選定されました。

「SUCCESS STORY AWARD 2025」とは
「SUCCESS STORY AWARD 2025」は、SaaS比較や導入事例で最適なITサービスを見つけることができる「デジタル化の窓口」が主催する、2025年を代表するSaaS導入事例を決めるアワードです。
SaaSサービスの導入プロジェクトには、機能比較や価格表だけでは語り尽くせない、数多くの「成功のプロセス」が存在します。「SUCCESS STORY AWARD 2025」は、導入実績だけではなく、導入後にどのような成果を生み出したのかに焦点を当て、2025年を代表するサクセスストーリーを可視化・共有することを目的としています。
9つの部門に分けられ、各部門でベストアワード1件、アワード2件が選定されます。この度、ANA様の事例が、紙文書のデジタル化や電子署名による業務効率化を実現した事例を表彰する「ドキュメントDX部門」で「ベストアワード」に選定されました。
ベストアワード選定理由
航空機の安全運航を支える整備帳票というクリティカルな領域で、電子サイン「Box Sign」とワークフロー「Box Relay」を活用し、英訳・サイン業務を抜本的にデジタル化した点が高く評価されました。
単なる電子サインツールの導入にとどまらず、プロセス全体の見直しを通じて、ペーパーレス化、生産性向上、働き方改革を同時に実現していることが、アワードの趣旨に合致していました。
世界的なフルサービスキャリアであるANA様の業務変革事例としても象徴的であり、ガバナンスDXの先進事例と位置付けていただきました。
審査員からは次のコメントをいただいています。「航空機整備という、少しのミスも許されない安全第一の現場で、英訳とサインのプロセスをクラウド上で再設計した点がとても印象的でした。紙とメールに分散しがちな業務をBox上に集約して見える化したことで、担当者の心理的・物理的負担を同時に軽減できている点も優れています。グローバルに連携する航空会社だからこその複雑な承認プロセスに真正面から挑んだ、スケール感のあるDX事例であり、他業界にも示唆を与える取り組みだと感じました。」
作業時間を43%削減 - ANA様が実現したドキュメントDXとは
ANA様の機体計画部では、航空機のリース返却時に必須となる「整備帳票の英訳・サイン業務」において、これまで、膨大な紙の印刷、直筆でのサイン、再スキャンというアナログな手作業が発生していました。これらは1機あたり2,000MHR以上の作業を要するだけでなく、書類の紛失リスクや、物理作業のために出社が必須となる環境を生んでいました。
この課題解決のために、ANA様は、Boxの電子サイン「Box Sign」とワークフロー「Box Relay」を採用。プロセスをデジタル化し、劇的な成果を達成されました。

Box導入による主な成果
- 生産性の向上: 1機あたりの作業時間を約2,100MHRから約1,200MHRに削減(-43%)
- ペーパーレス化: 英訳ページの印刷が不要となり、1機あたり4,000枚以上を削減
- 働き方改革: 印刷・スキャン等の物理作業廃止により、リモートワークが可能に
- セキュリティ強化: 電子署名後の読み取り専用化により、改ざん防止と安全性を担保
さらに、Box Relayを活用して署名済みファイルを提出用フォルダへ自動振り分けする仕組みも構築。数十機のリース返却ピークにも対応可能な、強固で効率的な体制を実現されました。
最後に、事例制作のご協力いただいたANAの赤井様、保屋野様に、あらためて感謝申し上げます。
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